Skaters and Coaches Handbook
1999-2000 Edition
スケーター&コーチ向けハンドブック 2000年版抜粋

テスト規程集
ペア1-10 テスト規程

一般規程

 スケーターは、デルタテストの合格者である物とする。

1. ペアは、男女各1名のパートナー同士で構成する物とする。

2. スケーターは、ペアスケーティング1のテストを受験する前に、デルタテストに合格している者とする。

3. 全てのリフトは、流れやスピードが途切れることなく行う物とし、リフトはペア同士の平均身長の長さ保つ物とする。 

4. コンパルソリー(必須課題要素)部分のテストは、6つの要素からなり、プログラム部分のテストを受ける前に受験しなければならないものとする。

5. コンパルソリー部分のテストの試技は2回行う物とし、出来の良い試技を採点の対象とする物とする。 審査員が最初の試技に満足したばあい、2回目の試技は行わなくても良い物とする。 

6. コンパルソリー部分のテストの際、ジャンプまたはシークエンスで行うジャンプの最初のジャンプは、少なくとも4ストロークの助走の後に、必要に応じて片足又は足換えの方向転換を行って踏み切る物とする。

7. 全てのジャンプにおいて、ランディング(着氷)は、スケーターの身長と同じながさ以上で、少なくとも3秒間姿勢を保つものとする。 このランディングは、コンビネーション・ジャンプの場合は最後のジャンプのみ、そして、コンパルソリー部分のテストにのみ適応する物とする。

8. 全てのスピンの出口は制御された片足のエッジで、3秒以上、少なくともスケーターの身長の長さ以上滑り出さなければならない。 これは、コンパルソリー部分のテストにのみ適応する物とする。

9. 全てのワンフットスピンでは、最初に回転を始めたところから、ブレード3個分以上流れてはならない物とする。 足換えまたはジャンプスピンの場合は、流れはスケーターの身長の長さ以内とする。

10. 最低合格基準は本書に記載されているが、課題の採点時にスケーターの技術が基準以上であれば考慮して良い点を与える物とする。

11. テスト課題の変更、省略は認めない物とし、テスト規程に記載される課題からの逸脱は、テストそのものを無効にする物とする。

12. ユニゾンで行う個々のジャンプにおいて、それぞれのスケーターの距離は、背の高いスケーターの身長の2倍以内とする。

13. スケーターが別々に行う全てのスピンにおいて、それぞれのスケーターの距離は、背の高いスケーターの身長の2倍以内とする。

14. スローとは、パートナーが空中でホールドを解いて離ればなれになり、男性が女性の着氷時にアシストしない物を指す。 リフトは、パートナー同士は接触を保ち、男性が女性の着氷時にアシストする物を指す。

15. プログラム部分のテストの演技時間のタイミングは、音楽が始まった後スケーターのいずれかが行った最初の動きを持って開始するものとする。 スタート位置から、両足が動き出す前に行ったフォワード及びバックワードピボットは、採点されない物とする。 スケーターは、スタート位置からまず滑り出してから試技を行う物とする。 両方のスケーターが完全に止まった時点で時間計測を終了するものとする。

16. ペアのダンス・ステップシークエンスは、テスト及びISI大会プログラムに際し、一連のパターンを有する物とする。 (Skaters and Coaches Handbook 英語版テスト規程集末尾参照。) 全てのダンスステップは、要求されたターンやユニゾンの正確さに重点を置く物とする。 

ペア・スケーティング・テスト1

A: 必須課題

1. フォワード・クロスオーバー:  両方のスケーターは同じ方向を向いて、近い方の肩をつかみ合って、一緒に繋がって滑る。 少なくとも、4回の連続したクロスオーバーアルファ・テストの記載内容参照を、それぞれの方向に、完全な8の字を描いて滑走する。 方向を変えるとき、肩のグリップも変える物とする。

2. ハーフ(半回転)フリップ: パートナー同士、ふれあうことなくユニゾンでハーフ・フリップを行う。 踏み切りは片足のバックワード・インサイド・エッジと他方の足のトゥで行う。 回転はトゥをついた足と逆の方向に半回転する。(例:右のトゥを使った場合は左回転) それぞれのスケーターは、踏み切りの際に使ったトゥと反対の足のトゥの部分で着氷し、着氷後は素早く他方のフォワード・インサイド・エッジで滑走する。

3. サークリング・スピン: パートナー同士は、アップライトポジションで、お互いに反対方向を向いて、スケーティングレッグ側の手を握り、フリーレッグ側の腕は伸ばして、共通の中心点の周りをフォワードアウトサイドエッジで3回転する。

4.  ツーフット(両足)スピン: パートナー同士はお互いにふれあうことなく、ユニゾンで両足スピンを行う。 両足は氷から離れることなく、連続して最低6回転する物とする。 それぞれ、最初の回転を始めた位置から、スケートのブレード長さのの3倍以上流れてはいけない物とする。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. アラベスク: パートナー同士は、サイド・バイ・サイドにて(横に並んで)アラベスクを行う。 アラベスクポジションで、同じ足、同じエッジまたはフラットで、少なくともスケーターの身長の4倍の長さ(コンパルソリー部分のみ適応)をフォワードで滑走する。 フリーレッグはスケーティングレッグの後方に、少なくともスケーティングレッグの腰の高さより高くのばして保つ物とする。 背中は弓なりに保ち頭を上げて前方を見る。 腕の位置は自由とし、膝や足を押さえても良い。 但し、フリーレッグのブレードを持つ動きは、除外された動きとなるので注意すること。

6.  クロスアームリフト: パートナー同士はクロスアームリフトを行う。 フォワードにサイド・バイ・サイドで(横に並んで)滑走しながら、前方で腕をクロスして手と手をつないで、パートナーの一人は他方のパートナーを前方を横切るようにリフトを行う。 リフトされたパートナーは、空中で1回転した後に、リフトしたパートナーの反対側へ同じ方向(フォワード)で着氷する。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを1分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。

ペア・スケーティング・テスト2 

A: 必須課題

1. バックワード・カットバック: パートナー同士は、とぎれのない8回のバックワードカットバックを、一緒に触れ合って(ポジションは自由)完全な8字で行う物とする。 4回のカットバックは、左足を右足に交差、残りの4回は右足を左足に交差する。

2.  サルコウ・ジャンプ: パートナー同士は、サルコウジャンプをユニゾンで、お互いに触れることなく行う物とする。 踏み切りは片方の足のバックワードインサイドエッジとし、踏み切り足と同じカーブに添って空中で1回転する。 着氷は反対の足のバックワードアウトサイドで行う。

3. キリアン・スピン: パートナー同士はキリアンポジションで、同じ方向を向いて、サイド・バイ・サイドでスピンを行う。 フォワード・アウトサイド又はバックワード・インサイドエッジにて3回転する物とする。 フリーレッグの位置は自由とする。

4. ワンフット(片足)スピン: 両足または片足でスピンにはいり、スケーターはそれぞれ少なくとも6回転アップライトポジションで回転を行う。 フリーレッグの位置は自由とする。 スピンはフラット、またはフラットとトゥのコンビネーションで行っても良い。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. フォワード・アンダーカット・スパイラル: ペアは、サイド・バイ・サイドにて、フォワード・インサイドエッジのジェンキンスをスパイラルパターンで身長の4倍の長さ(コンパルソリー部分のみ適応)滑走する物とする。 ジェンキンス・ポジションではスケーティングレッグの膝は深く曲げ、フリーレッグは円周の外側に出来るだけ伸ばし、頭、背中、フリーレッグはエレガントなラインを保つ物とする。 フリーレッグは、下方に折り曲げてしまい込んだり、スケーティングレッグの前に出たりしてはならない。

6. ワルツ・リフト: パートナー同士はバックワードアウトサイドエッジにて滑走し、リフトされるパートナーは、フォワードアウトサイドに足と向きを変え、クローズド・ペア・ポジション用語集参照になり、リフトされる。 リフトされたパートナーは、空中で半回転して反対足のバックワードアウトサイドにて着氷する。 リフトするパートナーは、バックワードアウトサイドから、反対足のフォワードアウトサイドに向きを変える。 リフトの間を通してホールドは保つものとする。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを2分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。


ペア・スケーティング・テスト3

A: 必須課題

1. ルッツ・リフト: パートナー同士は、オープンペアポジション(用語集参照)からバックワードで滑走する。 リフトされるパートナーは、ルッツジャンプを跳ぶように踏み切り、リフトされて空中で1回転おこない、バックワード・アウトサイドエッジで着氷する。 リフトするパートナーは、バックワードアウトサイドから、反対足のフォワードアウトサイドに向きを変える。

2. トゥループジャンプ: パートナー同士は、トゥループジャンプをお互いに触れることなくユニゾンで行う。 踏み切りは、バックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して、トゥの上で回転することを防ぐ物とする。 それぞれのスケーターは、トゥを着いた足の方向へ空中で1回転し、踏み切り足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する物とする。

3. フリップジャンプ: パートナー同士は、フリップジャンプをお互いに触れることなくユニゾンで行う。 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して、トゥの上で回転することを防ぐ物とする。 踏み切りエッジのカーブの方向へ空中で1回転し、トゥをついた足ののバックワード・アウトサイドエッジで着氷する物とする。

4. ワルツ・スピン: パートナー同士はワルツポジションで、共通の中心を持つ同心円上を片足のバックワードインサイドエッジで3回転行う。 フリーレッグは後方に伸ばす物とする。

5. シット・スピン: パートナー同士は、お互いに触れることなくユニゾンでシットスピンを行う。 フォワード・アウトサイドエッジからスピンに入り、片足で少なくとも6回転行う物とする。 そのうち少なくとも4回転は、腰はスケーティングレッグの膝と同じか低く、フリーレッグは回転する足に巻き付くことなく前方にのばし、背筋は伸ばした状態を保つ物とする。 頭の位置は自由とする。 それぞれのスケーターは、フリーレッグが氷に触れることなく片足で立ち上がるものとする。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

6.  ピボット&フォワード・インサイド・スパイラル: パートナーの一人は、パートナーと片手をつなぎ、他方の手は伸ばした状態で保ち、バックワード・アウトサイド滑走からバックワードアウト・サイドピボットを行う。 他方のパートナーは、スパイラルのパターンを、フォワード・インサイド・エッジでアラベスクの姿勢を保って行う。 ピボットを行うパートナーのトゥが定位置に定まってから、アラベスクの姿勢を保つパートナーはその周りを1回転半滑走する物とする。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを2分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。


ペア・スケーティング・テスト4

A: 必須課題

1. ルッツジャンプ: パートナー同士は、ルッツジャンプをお互いに触れることなくユニゾンで行う物とする。 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを使用する。 踏み切り足のカーブと反対の方向に空中で1回転した後、踏み切りでトゥを着いた足のバックワード・アウトサイドで着氷する。

2. トゥウォーレイジャンプをシークエンスで2回: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジから行う。 空中で1回転(右足踏み切りの場合左回転、左足踏み切りの場合右回転)行い、踏みきった足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。 着氷後、フリーレッグを氷につける事無く、バックワードインサイドエッジに切り替え再度、同じジャンプを繰り返す。

3. チェンジ・フット・ペアスピン: パートナー同士はワルツポジションで、バックワードインサイドエッジで3回転し、足換えを行った後バックワードアウトサイドエッジで3回転、合計6回転する。

4. バック・スクラッチ・スピン: パートナー同士は、バックスクラッチスピンをお互いに触れることなくユニゾンで行う。 フォワード・インサイドエッジからスピンに入り、バックワード・アウトサイドエッジのアップライトポジションで素早く回転し、少なくとも9回転する物とする。 最終的なポジションは、フリーレッグを回転する足の前に交差したポジションを取る物とする。 スピンの終了は、どちらの足で滑り出ても良い。 プログラム及びISI大会では、スピンの入り方は自由とする。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. ピボット&スパイラル・バック・アウトサイド: パートナーの一人は、パートナーと片手をつなぎ、他方の手は伸ばした状態で保ち、バックワード・アウトサイド滑走からバックワードアウト・サイドピボットを行う。 他方のパートナーは、スパイラルのパターンを、バックワード・アウトサイド・エッジでアラベスクの姿勢を保って行う。 ピボットを行うパートナーのトゥが定位置に定まってから、アラベスクの姿勢を保つパートナーはその周りを1回転半滑走する物とする。

6. ウエスト・ループ・リフト: パートナー同士は前後になってバックワード・アウトサイド・エッジで滑走しながら、リフトされるパートナーはリフトするパートナーの手首を持つ。 パートナーの一人がリフトされれ(リフトするパートナーの腕は頭上にまっすぐにのばす)、バックワード・アウトサイドエッジからバックワード・アウトサイドエッジへの空中での1回転の、完全なループジャンプを行う。 その間、リフトするパートナーは氷上で1回転する。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを2分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。


ペア・スケーティング・テスト5

A: 必須課題

1. アクセル・リフト: パートナー同士はバックワード・アウトサイドで滑走し、リフトされるパートナーは、フォワード・アウトサイドに足と向きを変え、クローズド・ペア・ポジションになり、リフトされる。 リフトされたパートナーは、空中で両腕を伸ばして1回転半して反対足のバックワードアウトサイドにて着氷する。 

2. アクセルジャンプ: パートナー同士は、アクセルジャンプをお互いに触れることなくユニゾンで行う。 踏み切りは片足のフォワード・アウトサイドエッジで行い、踏み切り足のカーブの方向に空中で1回転半した後、反対足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

3. ランジ・スピン(クローズド・ロー・スピン): パートナー同士は同心円上をバックワード・インサイドエッジでお互いに向き合って(ホールドは自由)回転する。 パートナーそれぞれのフリーレッグは後方に伸ばしたポジションで、少なくとも3回転する物とする。

4. キャメルスピン: パートナー同士はお互いに触れることなくユニゾンでキャメルスピンを行う。 フォワード・アウトサイドエッジからスピンに入り、スケーターは片足で少なくとも6回転する物とする。 それぞれのスケーターは、そのうち、4回転をキャメル・ポジション(フリーレッグは腰の高さ以上の高さに後方に伸ばし、腕は伸ばし、背中は弓なりに反らせ、頭を起こした状態)で回転する物とする。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. フォワード・インサイド・デス・スパイラル: ピボットを行うスケーターはバックワード・アウトサイドエッジを保ち、スパイラルを行うパートナーはフォワード・インサイドエッジを保つ。 ピボットを行うパートナーはスケーティングレッグ側の手で、スパイラルをするパートナーのフリーレッグ側の手をホールドする。 スパイラルを行うパートナーは背中を氷に向けて仰向けになり、ピボットを行うパートナーがバックワード・ピボットを行う間、頭は氷から6インチ(約15cm)以下の高さに保つ物とする。 ピボットを行うパートナーのトゥが定位置に定まってから、1回転半行う物とする。

6. ダンスステップシークエンス(FS7参照): パートナー同士は、シャドーポジションで触れあって、または触れあわずに、いずれかの方向に、一連のターンやステップのパターンを継続した流れのある動きで滑走する。 (パターンは英文規程集参照) パートナーは、要求されるターンを別々にユニゾンで行う物とする。 ペア・テスト一般規程の16番も参照のこと。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを3分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。


ペア・スケーティング・テスト6

A: 必須課題

1. プレスリフト: パートナー同士は向かい合ってハンド・ツー・ハンド・ポジションをとる。 リフトするパートナーはバックワード、もう片方のパートナーはスプリット・ポジションでリフトされる。 パートナー両名は、腕を伸ばし、頭上にリフトされた状態で半回転する。

2. ダブルサルコウ・ジャンプ: パートナー同士はダブルサルコージャンプをユニゾンで行う。 踏み切りは片方の足のバックワードインサイドエッジとし、踏み切り足と同じカーブに添って空中で2回転する。 着氷は反対の足のバックワードアウトサイドで行う。

3. ペア・キャメルスピン(プル・イン・パラレル・スピン): パートナー同士はキャメル・ポジションで、キリアン・ホールドで少なくとも3回転スピンする。

4. フライング・キャメルスピン: パートナー同士はお互いに触れあうことなく、フライングキャメル・スピンをユニゾンで行う。 それぞれのスケーターは、ボディ・ポジションが水平に近い状態で、腰より上に片足ずつ足を延ばして空中にジャンプし、踏み切り足と反対の足で着氷後、直ちにキャメルポジション回転を始める。 開店中はフリーレッグは腰よりも高く保つ物とし、少なくとも6回転する物とする。 ペア部門でユニゾンで行われる全てのスピンのパートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. スロー・アクセル: パートナー同士はスロー・アクセルを行う。 スローされるパートナーはフォワード・アウトサイドエッジで踏み出し、空中にスローされながらアクセルジャンプを行い、反対の足のバックワード・アウトサイドで着氷する。

6. サーペンタイン・ダンスステップ・シークエンス(FS8参照): パートナー同士は、シャドーポジションで触れあって、または触れあわずに、いずれかの方向に、一連のターンやステップのパターンを継続した流れのある動きで滑走する。 (パターンは英文規程集参照) ペア・テスト一般規程の16番も参照のこと。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを3分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 尚、このテストはビデオテープに録画してISI国際オフィスに送り、審査を仰ぐ物とする。ペアテスト実施要項参照


ペア・スケーティング・テスト7

A: 必須課題

1. ヒップ・アクセル: リフトするパートナーの相手に近い方の腕は、相手の腰を押さえて、パートナー同士はオープン・ペア・ポジションでバックワードで滑走する。 リフトされるパートナーは、相手に近い方の足を延ばし、トゥをついてスプリット・ポジションでリフトされ、空中で1回転半(水平の状態で回転することが望ましい)行った後、バックワード・アウトサイドエッジで着氷する。 リフトするパートナーはフォワードのまま終了する。

2. ダブル・フリップジャンプ: パートナー同士は、ダブルフリップジャンプをお互いに触れることなくユニゾンで行う。 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して、トゥの上で回転することを防ぐ物とする。 踏み切りエッジのカーブの方向へ空中で2回転し、トゥをついた足ののバックワード・アウトサイドエッジで着氷する物とする。

3. オープンまたはフォックスロット・キャメルスピン: パートナー同士は、キャメルスピンを、オープン又はフォックスロット・ポジションで行う。 一人がフォワード・インサイドで回転する間、他方は反対の足のバックワードインサイドでスピンし、少なくとも6回転する物とする。

4. キャメル・シット・アップライトスピン: パートナー同士は、コンビネーション・スピンをお互いに触れることなくユニゾンで行う物とする。 フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、それぞれのスケーターは、キャメルポジションで少なくとも3回転行った後、シット・スピン・ポジションで3回転を行い、更にアップライト・ポジションに変わって3回転する物とする。 足換えを行ってはならない物とする。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. バック・アウトサイド・デススパイラル: パートナー同士は、バックワード・アウトサイドエッジを保ち、ピボットを行うパートナーはそのままバックワード・アウトサイド・ピボットを行う。  パートナーはそれぞれスケーティング・レッグ側の手をホールドし、腕を伸ばす。 スパイラルを行うパートナーは背中を氷に向けて仰向けになり、ピボットを行うパートナーがバックワード・ピボットを行う間、頭は氷から6インチ(約15cm)以下の高さに保つ物とする。 ピボットを行うパートナーのトゥが定位置に定まってから、1回転半行う物とする。

6. ストレートライン・ダンスステップ・シークエンスFS8参照: パートナー同士は、シャドーポジションで触れあって、または触れあわずに、いずれかの方向に、一連のターンやステップのパターンを継続した流れのある動きで滑走する。 (パターンは英文規程集参照) ペア・テスト一般規程の16番も参照のこと。 このストレートライン・パターンでは、右回転のジャンプを行うスケーターは、シークエンスの最後のインサイドアクセルの前にRFIステップ1歩を追加して良い物とする。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを4分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 尚、このテストはビデオテープに録画してISI国際オフィスに送り、審査を仰ぐ物とする。ペアテスト実施要項参照

ペア・スケーティング・テスト8

A: 必須課題

1. ワン・アーム・アクセル: ヒップアクセルと同じように、回転する間、パートナー同士外側の腕はフリーになる。 (両腕を使って持ち上げるが、その後は片手を離す。) リフトするパートナーのフリースケーティング側の腕は、リフトされたパートナーがバックワードアウトサイドエッジで着氷するときに、スケーティングレッグ側の腰を捕まえる。

2. ダブルループ・ジャンプ: パートナー同士はダブルループジャンプをお互いに触れあうことなくユニゾンで行う。 踏み切りは片足のバックワードアウトサイドエッジから行う物とし、踏み切りのカーブの方向へ空中で2回転行う。 着氷は、踏み切り足と同じ足でバックワード・アウトサイドで行う。

3. ペア・シットスピン: パートナーの一人のフリーレッグは前に、もう一人のフリーレッグは後ろに伸ばす以外は、クローズド・ロー・スピンと同じ。 パートナーの一人は、バックワード・インサイドエッジ(シットスピン)で、他方のパートナーは、反対の足のバックワードアウトサイドエッジ(ランジ・ポジション)で少なくとも3回転する物とする。

4. シット・チェンジスピン: パートナー同士はユニゾンで、シットスピンポジションで少なくとも6回転し、足を替えてシットスピンポジションで更に6回転以上行う物とする。 腰はスケーティングレッグの膝と同じか低く、フリーレッグは回転する足に巻き付くことなく前方にのばし、背筋は伸ばした状態を保つ物とする。 頭の位置は自由とする。 それぞれのスケーターは、フリーレッグが氷に触れることなく片足で立ち上がるものとする。 パートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. バック・インサイド・デススパイラル(プロトポポフ・デス・スパイラル): このピボット&スパイラル・コンビネーションでは、スパイラルを行うパートナーは、背中を氷に向けて仰向けになり、ピボットを行うパートナーがバックワード・ピボットを行う間、頭は氷から6インチ(約15cm)以下の高さに保って、バックワード・インサイドエッジで滑走するものとする。ピボットを行うパートナーは、スケーティングレッグ側の手で、他方のフリーレッグ側の手をホールドする。 ピボットを行うパートナーのトゥが定位置に定まってから、1回転半行う物とする。

6. サーキュラー・ダンスステップ・シークエンスFS8参照: パートナー同士は、シャドーポジションで触れあって、または触れあわずに、いずれかの方向に、一連のターンやステップのパターンを継続した流れのある動きで滑走する。 (パターンは英文規程集参照) ペア・テスト一般規程の16番も参照のこと。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを4分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 尚、このテストはビデオテープに録画してISI国際オフィスに送り、審査を仰ぐ物とする。ペアテスト実施要項参照


ペア・スケーティング・テスト9

A: 必須課題

1. ハンド・オン・ハンド・ダブルループリフト: パートナー同士は前後になってバックワード・アウトサイド・エッジで、ハンド・ツー・ハンドで滑走する。 リフトされたパートナーは完全なダブル・ループジャンプを行い、バックワードアウトサイドエッジで着氷する。 パートナーの一人が空中で2回転する間、両名のそれぞれの腕はまっすぐにのばす。 リフトするパートナーはリフトされたパートナーに併せて氷上で回転する。

2. ダブル・ルッツ・ジャンプ: パートナー同士はダブルルッツジャンプをお互いに触れることなくユニゾンで行う物とする。 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを使用する。 踏み切り足のカーブと反対の方向に空中で2回転した後、踏み切りでトゥを着いた足のバックワード・アウトサイドで着氷する。

3. キャッチ・ウエスト・キャメルスピン: パートナーはそれぞれバックワードに反対方向に滑走し、フォワード・アウトサイドエッジでお互いに近づき、足を替えて同心円上でのスピンを開始する。 パートナー同士は反対方向で、キャメルポジションで、サイド・バイ・サイドに向き合い、バックアウトサイドで回転する。 腕はそれぞれ相手の腰に回し、少なくとも3回転行う。

4. キャメル・ジャンプ・キャメルスピン: パートナー同士、お互いに触れあうことなく、キャメル・ジャンプ・キャメルスピンをユニゾンで行う。 フォワード・アウトサイドエッジでスピンに入り、それぞれのスケーターはキャメルポジションで少なくとも6回転行う。 回転をしている間に反対の足にジャンプし、そのまま同じ方向で、キャメルポジションを6回転保ち続ける。 ペア部門でユニゾンで行われる全てのスピンのパートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. スプリット・ダブル・ツイスト・リフト: 踏み切りは、両方のパートナーがバックワード滑走をしながら行う。 リフトされるパートナーは、片足のトゥを使ってたたいても良く、頭上に持ち上げられたら、両足は90度以上に開脚し、その後リフトするパートナーから放されたら空中で2回転して、片足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。 リフトしたパートーは、リフトされたパートナーの着氷を助ける物とする。 リフトしたパートナーはフォワードのまま終了する。

6. サーペンタイン・ダンスステップシークエンス: パートナー同士は、サーペンタイン・ダンスステップ・シークエンスをユニゾンで、触れあって又は触れることなく、リンク全体を使った少なくとも3つの半円で行う物とする。 如何なるステップも行って良い物とする。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを4分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 尚、このテストはビデオテープに録画してISI国際オフィスに送り、審査を仰ぐ物とする。(ペアテスト実施要項参照


ペア・スケーティング・テスト10

A: 必須課題

1. ワンハンド・ラッソーリフト: パートナー同士は、クロスド・ハンド・ツー・ハンド・ポジションのサイド・バイ・サイドか、又はクロスド・ハンド・ツー・ハンド・ポジションの一人フォワード、一人バックワードで滑走する。 一人のパートナーは、フォワード・アウトサイドエッジを使ってリフトされ、頭上で2回転半した後にバックワード・アウトサイドで着氷する。 パートナー同士は空中でも同じ方向を向く物とする。 パートナー同士の腕が伸びきったら片手(ワンハンド)になる物とし、もう片方の手は、着氷時に添えても良い。 リフトされたパートナーは空中で足を少なくとも90度に開脚して保つ。

2. ダブル・アクセルジャンプ: パートナー同士は、お互いに触れあうことなくダブルアクセルジャンプをユニゾンで行う。 踏み切りは片足のフォワード・アウトサイドエッジで行い、踏み切り足のカーブの方向に空中で2回転半した後、反対足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

3. レイバック・キャメルスピン: パートナー同士はキャメルスピンをワルツ・ポジションで行う。 片方のパートナーは、バックワードインサイドでスピンし、他方のパートナーは反対の足のバックワード・アウトサイドでスピンする。 バックワード・アウトサイドで回転するパートナーは、上半身を後ろに反らして上を見て、少なくとも3か移転する物とする。

4. コンビネーション・スピン: パートナー同士は、お互いに触れあうことなく、1回の足換えと2回の姿勢に変化のあるスピンをユニゾンで行う。 それぞれのポジションで少なくとも3回転する物とする。 ペア部門でユニゾンで行われる全てのスピンのパートナー同士の距離は、背の高い方のスケーターの身長の2倍以内を保つ物とする。

5. スロー・ダブルアクセル: 空中で2回転半してバックワードアウトサイドエッジで着氷する以外は、スロー・アクセルと同じ。

6. サーペンタイン・ダンスステップシークエンス: パートナー同士は、サーペンタイン・ダンスステップ・シークエンスをユニゾンで、触れあって又は触れることなく、リンク全体を使った少なくとも3つの半円で行う物とする。 如何なるステップも行って良い物とする。

B: プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを4分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 尚、本テストはISIによって瀬飲酒通信費された5名の審査員によって行われる物とする。(特別テスト要項参照


ペア・スケーティング・テスト実施要項

1. ペアテストでは、ペアで受験し、合否もペアで判定する物とする。

2. ペアテストを受験する際には、スケーターはコンパルソリー(必須課題)部分とプログラム部分の両方のを行う物とする。

3. ペアテストにおいては、スケーターはコンパルソリー(必須課題)部分と、プログラム部分の両方をテストのそれぞれの採点を受ける物とする。

4. テストの採点: 

   a. 審査員は各要素を下記の0〜10の段階で評価する物とする。

   b. ペアが合格するためには、各課題において、最低5点を取得しなければならない物とする。 

採点基準:

0点: 試技を行おうとしなかった。
1点: 試技を行うとしたが、試技と認められなかった。
2点: 試技を行い、試技と認められた。
3点: 大変欠陥のある演技。
4点: 欠陥があり、合格基準にみたいない演技。
5点: 最低合格基準の演技。
6点: 普通の演技。
7点: 良い演技。
8点: とても良い演技。
9点: 優れている演技。
10点: とても優れている演技。欠陥がない演技。
5. 審査員:

   a. ペアスケーティング・テスト1〜5は、一人の審査員が採点を行う物とする。

   b. ペアスケーティング・テスト7,8及び9は、ビデオ・テープに収録し、ISI国際オフィスに提出して審査を受けるものとする。(ビデオテストの手順参照

ISI特別テスト・セッショ

全てのISIテストの10級のテストは、下記のイベントのいずれかの際に実施することが出来る物とする。

  1. ISI世界レクレーション・チーム選手権大会
  2. ISIウィンター・クラシック(冬季大会)
  3. ISI年次総会&トレードショー
  4. ISIアダルト選手権大会
  5. ISI国際オフィスと特にアポイントを取った場合

手続き: 受験希望者は、テスト申込書(ISI国際オフィスから取得)をISI宛テストの30日前までに提出する物とする。 テストは、スケーター及びコーチ向けハンドブックのガイドラインに則って行う物とする。 もしスケーターが不合格の場合、次の試験までの時間の長さは、審査員の判断に委ねる物とする。

ペア・プログラムの審査項目

姿勢: まっすぐな姿勢での頭及び腕の優雅な動き、良くのびたフリーレッグの位置等を含むエレガントなスタイルに対しての採点。

ポジション: スケーター同士の位置関係とパターンの配置。

付加要素: プログラムは受験するテストレベルの必須課題要素の全てを含む物とするが、下の級の課題を入れても良い。

正確さ: 演技する必須課題要素の技術的な正確さ。

パターン: 演技された必須課題要素の全体の配置やシークエンス。 パターン例としては、サークル(右回り、左回り)、8の字(右回り、左回り)、直線、斜め、スパイラル(渦巻き状)、サーペンタインなど。 プログラムの長さにより、これらのパターンを出来るだけ多く取り入れる物とする。 必須課題をリンク全体にバランス良く配置して、リンク・スペース全体を使うことは、プログラム作りの一つである。 カップル上級になればなるほどプログラムの長さが長くなるので、パターン・デザインにバラエティを持たせる必要がある。 リンク全体を使ったペア低級のプログラムの方が、ある同じエリアのみしか使っていないペア上級のプログラムよりも、当然高い評価となる。

リズム: 音楽と動きの協調性及び一つの課題要素から次の要素へのスムーズな動きが成されているか。

ユニゾン(協調性): パートナー同士の動きがお互いに協調しているか。

演技時間: それぞれレベル毎に規程されたとおり。FSテスト1〜10では、規程された時間から10秒間の余裕を与える物とする。  演技時間のタイミングは音楽が始まった後最初に行われた動きをもって時間計測を開始とし、スケーターが完全に止まった時点をもって、時間計測を終了する。 もしも、スケーターの演技が11秒〜14秒間規定時間を超過した場合、演技時間の採点は、8.0とする。もしも、スケーターの演技が15秒以上規定時間を超過した場合、演技時間の採点は、5.0とする。 規定時間内に演技を終えたスケーターにはペナルティは発生しない。 演技時間のタイミングは、音楽が開始された後に最初に行った動作を持って時間計測を開始する物とする。

芸術性: スタイルと創造性。

その他のテスト条件

1. 審査員は、プログラムでのそれぞれの課題を0〜10点の範囲で採点する物とする。

2. プログラムで合格するためには、ペアは各課題で最低5点を取得する物とする。 プログラムで行われた各要素で一つでも4点があった場合、不合格とする。

3. 付加要素の項目に置いて、ペアが除外された動きを入れた場合、それらは加点対象とする物とする。 また、ペアがこれらの付加的な動きに失敗した場合はペナルティとして得点に反映させる物とする。 

4. 課題を行うために用いた技術や手法は、テストの合否の判断材料にはならない物とする。

5. もしペアが、プログラム中でで必須課題を行わなかったり、満足できる出来映えでないなどの試技の失敗があった場合、テストは不合格とし、残りのテストとテストの間の時間に、審査員の判断によって、再度プログラム演技を行うことが出来る物とする。 

6. もし、ペアが3つ以上のペアテストを同日に受験する場合、ペアは各レベルの必須課題を全て入れた、音楽なしのプログラムを滑走しても良い物とする。 その場合、リズム、付加要素、演技時間の項目の採点は最低合格点の5.0とする。 但し、受験する最上級のレベルのプログラムは、通常通り、完全な振付を音楽に合わせて行う物とする。

ペアテストの採点表
テストレベル 区分 最大点 最低合格点 優れた点 とても優れた点
ペア
1〜10
課題 60 30 113-126 127-140
プログラム 80 40
合計 140 70
注: 上記の採点は審査員1名あたりの得点とする。
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