Skaters and Coaches Handbook
1999-2000 Edition
スケーター&コーチ向けハンドブック 2000年版抜粋

テスト規程集
フリースタイル1-10 テスト規程

一般規程

 スケーターは、デルタテストの合格者である物とする。

1. コンパルソリー(必須課題要素)部分のテストは、6つの要素からなり、プログラム部分のテストを受ける前に受験しなければならないものとする。

2. コンパルソリー部分のテストの際は、それぞれの必須課題の試技は2回行う物とし、出来の良い試技を採点の対象とする物とする。 審査員が最初の試技に満足したばあい、2回目の試技は行わなくても良い物とする。 

3. もし、スケーターがプログラム中で必須課題を省略したり、満足できない試技であるなどの失敗の場合、プログラムは不完全である物として、他のテストとテストの間に、審査員の判断で、再度プログラム全体のテストを受験しなけれればならない物とする。 プログラムでの必須課題の試技は3回までとし、常に一番良い試技を採点の対象とするものとする。 もし、スケーターが4回目の試技を行った場合、その試技は審査の対象としない物とする。 審査員はその判断により、スケーターにたいして、一つの課題のみ1回だけ再度試技を要求できるものとする。

4. コンパルソリー部分のテストの際、ジャンプまたはシークエンスで行うジャンプの最初のジャンプは、少なくとも4ストロークの助走の後に、必要に応じて片足又は足換えの方向転換を行って踏み切る物とする。

5. 全てのジャンプにおいて、ランディング(着氷)は、スケーターの身長と同じながさ以上で、少なくとも3秒間姿勢を保つものとする。 このランディングは、コンビネーション・ジャンプの場合は最後のジャンプのみ、そして、コンパルソリー部分のテストにのみ適応する物とする。

6. 全てのスピンの出口は制御された片足のエッジで、3秒以上、少なくともスケーターの身長の長さ以上滑り出さなければならない。 これは、コンパルソリー部分のテストにのみ適応する物とする。

7. 全てのワンフットスピンでは、最初に回転を始めたところから、ブレード3個分以上流れてはならない物とする。 足換えまたはジャンプスピンの場合は、流れはスケーターの身長の長さ以内とする。

8. 必須課題のアラベスクはエッジがあっていれば、パターンはFS1以外オプションとする。(例:FS3バックワード・アウトサイド・アラベスクは、スパイラル、セミサークル、サーキュラー、オーバル等の如何なるパターンで行っても良い。)

9. テスト課題の変更、省略は認めない物とし、テスト規程に記載される課題からの逸脱は、テストそのものを無効にする物とする。

10. 最低合格基準は本書に記載されているが、課題の採点時にスケーターの技術が基準以上であれば考慮して良い点を与える物とする。

11. すべてのダンス・ステップシークエンスでは、要求されたターンの正確さに重点を置く物とする。 FS4,FS5,FS7の必須のターンは、個々及びダンスステップ・シークエンスで行い、スケーターは正確なエッジと姿勢のコントロールが出来ていることを示す物とする。

12. FS2,3,4,5,7及び8のダンス・ステップ・シークエンス課題は、ISIテスト及び大会ではいずれの方向で行っても良い物とする。(Skaters and Coaches Handbook 英語版テスト規程集末尾参照。)

13. プログラム部分のテストの演技時間のタイミングは、音楽が始まった後スケーターのいずれかが行った最初の動きを持って開始し、スケーターが完全に止まった時点で時間計測を終了するものとする。
FSテスト1
A: 必須課題

1. フォワードインサイドピボット: 一方の足のトゥを氷上の一点に保ち、その足を軸として他方の足のインサイド・エッジにより、少なくとも一回転半の回転を行う。 ピボットの動作は一連の流れで行う物とし、途中で止まったり、漕いだりしてはならない物とする。 一点に保つ足は膝を曲げて、ピボットを行う間垂直に保つ物とする。

2. ツーフット(両足)スピン: 足は氷から離れることなく、連続して最低6回転する物とする。 スケーターは、最初の回転を始めた位置から、スケートのブレード長さのの3倍以上流れてはいけない物とする。

3. フォワードアラベスク: アラベスクポジションで、インサイド又はアウトサイド・エッジ、またはフラットで、少なくともスケーターの身長の4倍の長さ(コンパルソリー部分のみ適応)をフォワードで片足滑走する。 フリーレッグはスケーティングレッグの後方に、少なくともスケーティングレッグの腰の高さより高くのばして保つ物とする。 背中は弓なりに保ち頭を上げて前方を見る。 腕の位置は自由とし、膝や足を押さえても良い。 但し、フリーレッグのブレードを持つ動きは、除外された動きと見なす。

4. バックワード・エッジ(セミサークル)

   a. バックワード・アウトサイド・エッジ: 4つの連続したセミ・サークルをバックワード・アウトサイドエッジにより交互の足で滑走する。(例: 最初に右足ではじめた場合は、次は左足、3番目のセミ・サークルは右足、4番目の蝉・サークルは左足) それぞれのセミサークルの直径は、少なくともスケーターの身長と同じ以上で、最大スケーターの身長の3倍を超えてはならない物とする。 またセミサークルは、一つのアクシス(軸)上に合わせる物とし、押し出しは、クリーンなインサイド・エッジで行う物とし、トゥを使ってけり出してはならない物とする。

   b. バックワード・インサイド・エッジ: 4つの連続したセミ・サークルをバックワード・インサイドエッジにより交互の足で滑走する。 その他の条件は、バックワード・アウトサイド・エッジと同じ。

ISI大会及びプログラム(下記B:プログラム参照)では、2歩(アウトサイド、インサイドそれぞれ左右1回)のエッジ(セミサークル)を、間に余計なステップを挟むことなく行う物とする。 アクシスは、リンクの長手方向、短手方向どちらでも良い物とする。

5. ハーフフリップ: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥで行う。 トゥをついた足と反対の方向に空中で半回転する。(例: スケーターが右足のトゥをついたならば、回転は左回りとする。) スケーターは、踏み切りの際にトゥをついた足と反対の足のトゥで着氷し、すぐに他方の足のフォワード・インサイド・エッジで滑り出す。

6. ワルツジャンプ: フォワード・アウトサイド・エッジの片足滑走より前方に向かって踏み切り、カーブお延長上に空中で半回転して、踏みきった足と反対の足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを1分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 

FSテスト2
A: 必須課題

1. バレージャンプ: スケーターは片足のいずれかのエッジ又はフラットでのバックワード滑走から、フリーレッグを滑走方向の後方に伸ばし、フリーレッグのトゥをついて踏み切りを行う。 トゥを氷面についてホップし、トゥをついた方向へ前方へ半回転行い、フリーレッグはジャンプした足の膝の高さまで後方へのばす。 2回目のホップで着氷し、空中で後方へのばしていた足のフォワードインサイドエッジ又はフラットで滑り出す。

2. ハーフトゥウォーレイ: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥで行う。 空中で踏み切ったトゥの方向へ半回転(左のトゥを使った場合は左回転、右のトゥを使った場合は右回転)行い、踏みきったトゥと同じ足で着氷し、反対足のフォワードインサイドエッジで直ぐに滑り出す。 スケーターは、空中で両足をそろえる物とし、開脚してはならない。

3. ハーフルッツ: 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを使用する。 トゥをついた足と反対の方向(右のトゥをついたら左回転、左のトゥをついたら右回転)に半回転行う。 踏み切りに使用したトゥと反対のトゥで着氷し、反対足のフォワードインサイドエッジで直ちに滑り出す。

4. ワンフット(片足)スピン: 両足または片足でスピンにはいり、スケーターは少なくとも6回転アップライトポジションで回転を行う。 フリーレッグの位置は自由とする。 スピンはフラット、またはフラットとトゥのコンビネーションで行っても良い。

5. 2種類のフォワードアラベスク: 2種類のフォワードパターンをアラベスクポジションで、2つの異なるエッジで滑走する。(例: 右フォワードアウトサイドと右フォワードインサイド、右フォワードアウトサイド及び左フォワードアウトサイド等) 各パターンは少なくとも4ストロークの助走を行う物とし、アラベスク・ポジションを保って少なくともスケーターの身長4倍の距離(コンパルソリー部分のみ適応)を滑走する物とする。 フリーレッグはスケーティングレッグの後方に、少なくともスケーティングレッグの腰の高さより高くのばして保つ物とする。 背中は弓なりに保ち頭を上げて前方を見る。 腕の位置は自由とし、膝や足を押さえても良い。 但し、フリーレッグのブレードを持つ動きは、除外された動きとなるので注意すること。

6. ダンスステップシークエンス: バックワードからフォワード及びフォワードからバックワードへのそれぞれ1回ずつのモホークターンを含む、10歩で構成される一連のパターンを連続した流れの動きで左右いずれかの方向で行う。 Skaters and Coaches Handbook (英文ハンドブック)のステップシークエンスのパターン図参照。 フリースタイルテスト一般規程の10番も参照のこと。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを1分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 

FSテスト3
A: 必須課題

1. バックワードアウトサイドまたはインサイドピボット(選択課題): 一方の足のトゥを氷上の一点に保ち、その足を軸として他方の足のバックワードエッジにより、少なくとも一回転半の回転を行う。 ピボットの動作は一連の流れで行う物とし、途中で止まったり、漕いだりしてはならない物とする。 一点に保つ足は膝を曲げて、ピボットを行う間垂直に保つ物とする。

2. サルコージャンプ: 踏み切りは片方の足のバックワードインサイドエッジとし、踏み切り足と同じカーブに添って空中で1回転する。 着氷は反対の足のバックワードアウトサイドで行う。

3. チェンジフット(足換え)スピン: フォワードアウトサイドエッジでスピンに入り、片足のアップライトポジションで素早く少なくとも3回転行う。 反対の足に足を替えた後、少なくとも3回転行い、更に元の足に足を替えて3回転、合計少なくとも9回転行う。 2つ目のスピンはフォワード・インサイド又はバックワード・アウトサイドで行ってよい。 スピンはフラットか、トゥとフラットのコンビネーションで行って良い。 フリーレッグのポジションは自由とする。

4. バックワードアラベスク: 少なくともスケーターの身長4倍の距離を、アラベスクポジションを保って、いずれかのエッジのバックワード滑走を行う。 フリーレッグはスケーティングレッグの後方に、少なくともスケーティングレッグの腰の高さより高くのばして保つ物とする。 背中は弓なりに保ち頭を上げて前方を見る。 腕の位置は自由とし、膝や足を押さえても良い。 但し、フリーレッグのブレードを持つ動きは、除外された動きとなるので注意すること。 どちらの足のどのエッジで滑走するかはスケーターの自由とするが、十分なスピードでポジションを保って、少なくともスケーターの身長4倍の距離(コンパルソリー部分のみ適応)を滑走する物とする。

5. トゥループまたはトゥウォーレイ(選択課題): 踏み切りは、トゥループの場合はバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥ、トゥウォーレイの場合はバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥをそれぞれを同時に使用して、トゥの上で回転することを防ぐ物とする。 スケーターは、トゥを着いた足の方向へ空中で1回転し、踏み切り足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する物とする。

6. ダンスステップシークエンス: フォワード・アウトサイドモホークと、バックワード・オープンモホークをそれぞれ1回ずつ含む、9歩で構成される一連のパターンを連続した流れの動きで左右いずれかの方向で行う。 Skaters and Coaches Handbook (英文ハンドブック)のステップシークエンスのパターン図参照。 フリースタイルテスト一般規程の10番も参照のこと。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを1分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。

FSテスト4
A: 必須課題

1. フリップジャンプ: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して行う。 踏み切りエッジのカーブの方向へ空中で1回転し、トゥをついた足ののバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

2. ループジャンプ: 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジから行う。 踏み切りのカーブと同じ方向に空中で1回転し、踏み切り足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

3. シットスピン: フォワード・アウトサイドエッジからスピンに入り、片足で少なくとも6回転行う物とする。 そのうち少なくとも4回転は、腰はスケーティングレッグの膝と同じか低く、フリーレッグは回転する足に巻き付くことなく前方にのばし、背筋は伸ばした状態を保つ物とする。 頭の位置は自由とする。 スケーターは、フリーレッグが氷に触れることなく片足で立ち上がるものとする。

4. ハーフループジャンプ: 踏み切りと回転方向は、上記ループジャンプの通りに行うが、着氷は、踏み切りと反対足のバックワード・インサイドエッジで行う。 スケーターは空中で1回転する物とし、着氷時にトゥでスピンしてはならない物とする。

5. 2種類のバックワードアラベスク: 2種類のバックワードパターンをアラベスクポジションで、左右各足の、いずれかのエッジで滑走する。  フリーレッグはスケーティングレッグの後方に、少なくともスケーティングレッグの腰の高さより高くのばして保つ物とする。 背中は弓なりに保ち頭を上げて前方を見る。 腕の位置は自由とし、膝や足を押さえても良い。 但し、フリーレッグのブレードを持つ動きは、除外された動きとなるので注意すること。 どちらのエッジで滑走するかはスケーターの自由とするが、十分なスピードでアラベスク・ポジションを保って少なくともスケーターの身長4倍の距離(コンパルソリー部分のみ適応)を滑走する物とする。 2種類のアラベスクは連続して行わなくても良い。

6. バックワード・アウトサイド及びバックワードインサイドスリーターン&ダンスステップシークエンス:  コンパルソリー部分のテストでは、スケーターは4つのスリーターンをそれぞれ個々に行い、更にダンスステップシークエンスを行う物とする。 

   a. 左右バックサード・アウトサイド・スリーターン: ストロークの全長はスケーターの身長の2倍とし、ストロークの中間でバックワードアウトサイドからフォワードインサイドへのスリーターンを行う。 ターンの前後のカーブは対称になる物とする。 フォワード・インサイドエッジは、審査員が満足するまで保つ物とする。

   b. 左右バックワード・インサイド・スリーターン: ストロークの全長はスケーターの身長の2倍とし、ストロークの中間でバックワードインサイドからフォワードアウトサイドへのスリーターンを行う。 ターンの前後のカーブは対称になる物とする。 フォワード・アウトサイドエッジは、審査員が満足するまで保つ物とする。

スケーターは、氷上のロング・アクシスを保ちながら、一連のパターンを連続した流れの動きで左右いずれかの方向で行う。 シークエンスでは全ての基本的なスリーターン(例:左右フォワード・アウトサイド&インサイド及び左右バックワードアウトサイド&インサイド)を行う物とする。(Skaters and Coaches Handbook =英文ハンドブックのステップシークエンスのパターン図参照。) フリースタイルテスト一般規程の10番も参照のこと。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを2分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 

FSテスト5
A: 必須課題

1. ルッツジャンプ: 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを使用する。 踏み切り足のカーブと反対の方向に空中で1回転した後、踏み切りでトゥを着いた足のバックワード・アウトサイドで着氷する。

2. アクセルジャンプ: 踏み切りは片足のフォワード・アウトサイドエッジで行い、踏み切り足のカーブの方向に空中で1回転半した後、反対足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

3. キャメルスピン: フォワード・アウトサイドエッジからスピンに入り、スケーターは片足で少なくとも6回転する物とする。 そのうち、4回転をキャメル・ポジション(フリーレッグは腰の高さ以上の高さに後方に伸ばし、腕は伸ばし、背中は弓なりに反らせ、頭を起こした状態)で回転する物とする。

4. キャメル-シット-アップライトスピン: フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、スケーターは、キャメルポジションで少なくとも3回転行った後、シット・スピン・ポジションで3回転を行い、更にアップライト・ポジションに変わって3回転する物とする。 足換えを行ってはならない物とする。

5. ファーストバックスクラッチスピン: フォワード・インサイドエッジからスピンに入り、バックワード・アウトサイドエッジのアップライトポジションで素早く回転し(コンパルソリー部分のみ適応)、少なくとも9回転する物とする。 最終的なポジションは、フリーレッグを回転する足の前に交差したポジションを取る物とする。 スピンの終了は、どちらの足で滑り出ても良い。 プログラム及びISI大会では、スピンの入り方は自由とする。

6. 左フォワード・アウトサイド・オープン・スイング・チョクトー、左フォワード・インサイド・オープン・チョクトー、左フォワードアウトサイド・ブラケット、右フォワードインサイド・ブラケット&ダンスステップシークエンス: コンパルソリー部分のテストでは、スケーターは全てのターンをそれぞれ個々に行い、更にダンスステップシークエンスを行う物とする。 フリースタイルテスト一般規程の10番も参照のこと。

   a. レフト・フォワード・アウトサイド・オープン・スイング・チョクトー: LFOからRBIへの足換えを含むターン
で、フリーレッグはLFOスケーティングレッグの内側から前方へスイングし、右バックワード・インサイドに向きを変える。 スケーターはターンにはいるカーブと反対の方向に体を回転して向きを変える。 LFO及びRBIエッジはそれぞれスケーターの身長の2倍の長さを滑走する物とする。

   b. レフト・フォワード・インサイド・オープン・チョクトー: LFIからRBOへの足換えを含むターンで、フリーレッグはLFIスケーティングレッグの内側から前方へスイングし、右バックワード・アウトサイドに向きを変える。 スケーターはターンにはいるカーブと反対の方向に体を回転して向きを変える。 LFO及びRBIエッジはLFIチョクトーに限り、それぞれスケーターの身長の長さを滑走する物とする

   c. レフト・フォワード・アウトサイド・ブラケット: LFOからLBIへのターンで、スケーターはスタートのカーブと反対の方向へ体を回転させて向きを変える。 ターンの前後のエッジは少なくともスケーターの身長の長さを滑走する物とする。

   d. ライト・フォワード・アウトサイド・ブラケット: RFIからRBOへのターンで、スケーターはスタートのカーブと反対の方向へ体を回転させて向きを変える。 ターンの前後のエッジは少なくともスケーターの身長の長さを滑走する物とする。

スケーターは、一連のパターンを連続した流れの動きで左右いずれかの方向で行う。 シークエンスでは上記の基本的なターンを少なくとも1回行う物とする。 (Skaters and Coaches Handbook =英文ハンドブックのステップシークエンスのパターン図参照。) フリースタイルテスト一般規程の10番も参照のこと。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを2分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 

FSテスト6
A: 必須課題

1. スプリットジャンプ: スケーターは、片足のバックワードアウトサイドまたはインサイドエッジと、他方のトゥを使って踏み切り、トゥをついた足と反対の方向に半回転する。(右のトゥを使った場合は左回転、左のトゥを使った場合は右回転) スケーターは空中で、着氷する足を前方に、反対の足を反対の方向に90度以上の角度で、氷から同じ高さに伸ばして開脚する。 着氷は踏み切りに使用したトゥと反対のトゥで行い、反対足のフォワード・インサイドエッジで直ちに滑り出す。 通常のスプリットジャンプの変わりにロシアン・スプリットジャンプを行っても良いものとする。

2. スプリットフォーリングリーフ: 片足のバックワード・アウトサイド・エッジで滑走しながら、踏み切り足と反対の足を前方またはに延ばして踏み切り、踏み切り足のエッジのカーブの方向に空中で半回転行う。 空中では、フリーレッグは前方に、踏み切り足は後方に、両方の足の角度が90度以上になるよう、氷から同じ高さに伸ばして開脚する。 踏み切り足と反対のトゥでフォワードで着氷し、踏み切り足のフォワードで滑るように直ちに押し出す。

3. ジャンプコンビネーション: 次のジャンプを次の順番通りに、途中に余分なステップやターンを入れることなく行う物とする。

   a. アクセル: 踏み切りは片足のフォワード・アウトサイドエッジで行い、踏み切り足のカーブの方向に空中で1回転半した後、反対足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

   b. ハーフ・ループ・ジャンプ: 
踏み切りと回転方向は、上記ループジャンプの通りに行うが、着氷は、踏み切りと反対足のバックワード・インサイドエッジで行う。 スケーターは空中で1回転する物とし、着氷時にトゥでスピンしてはならない物とする。

   c. フリップ・ジャンプ: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して行う。 踏み切りエッジのカーブの方向へ空中で1回転し、トゥをついた足ののバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

4. ダブルサルコージャンプ: 踏み切りは片方の足のバックワードインサイドエッジとし、踏み切り足と同じカーブに添って空中で2回転する。 着氷は反対の足のバックワードアウトサイドで行う。

5. クロスフットスピン、レイバックスピンまたはシット・チェンジ・シットスピン(選択課題):

   a. クロスフットスピン: フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、スピンは足を交差して両方の足のブレードのフラットの状態で少なくとも6回転行う物とする。(左回転の場合は右足を左足の左側に、右回転の場合は、左足を右足の右側に交差する)

   b. レイバック・スピン: フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、フリーレッグは後方に伸ばし、上半身は後ろに弓なりに反らせて片足で回転する。 両肩は氷と並行でなくても良いが、頭は肩より低い位置に保ち、少なくとも6回転行う物とする。 腕の位置は自由とし、ブレードや足を持っても良い。

   c. シット・チャンジ・シットスピン(足換えシットスピン): フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、片足のブレードのフラット又はトゥとフラットのコンビネーションで行う。 腰はスケーティングレッグの膝と同じか低く、フリーレッグは回転する足に巻き付くことなく前方にのばし、背筋は伸ばした状態を保つ物とする。 スケーターは、このシットスピンポジションで少なくとも3回転し、足を替えて反対の足の同じポジションで3回転以上、更に元の足に替えて、3回転、合計9回転以上行う物とする。

6.足換えと姿勢の変化を含むスピンコンビネーション: フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、1回の足換えを含む3つの異なる姿勢で行うスピン行う。 それぞれのポジションで少なくとも3回転する物とする。 スケーターは上級のテスト級の課題のスピンをコンビネーションに含めてはならない。(例: フライング・キャメル、フライング・シット等) 足換えは、姿勢の変化と見なす。(例: シット〜バックシット〜ブロークン・レッグスピンは姿勢の変化と見なす) 例: キャメル〜シット〜バックシット、キャメル〜バックキャメル〜バックシットなど。 スケーターが最低必要条件以上の演技を行った場合、得点に加味する物とする。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを2分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 

FSテスト7
A: 必須課題

1. ダブルトゥループまたはダブルトゥウォーレイ(選択課題): 踏み切りは、トゥループの場合はバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥ、トゥウォーレイの場合はバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥをそれぞれを同時に使用して、トゥの上で回転することを防ぐ物とする。 スケーターは、トゥを着いた足の方向へ空中で2回転し、踏み切り足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する物とする。

2. ウォーレイ・ジャンプをシークエンスで2回: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジから行う。 空中で1回転(右足踏み切りの場合左回転、左足踏み切りの場合右回転)行い、踏みきった足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。 着氷後、フリーレッグを氷につける事無く、バックワードインサイドエッジに切り替え再度、同じジャンプを繰り返す。

3. フライングキャメルスピン: スケーターは、ボディ・ポジションが水平に近い状態で、腰より上に片足ずつ足を延ばして空中にジャンプし、踏み切り足と反対の足で着氷後、直ちにキャメルポジション回転を始める。 開店中はフリーレッグは腰よりも高く保つ物とし、少なくとも6回転する物とする。

4. ワンフット・アクセル〜1/4フリップ〜アクセル: 最初のジャンプは片足のフォワード・アウトサイド・エッジから行う。 踏み切りのカーブの方向に空中で1回転半行い、踏み切り足のバックワード・インサイドエッジで着氷し、余分なストロークを行うことなく直ちに1/4フリップの踏み切りを行う。 1/4フリップはバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥで踏み切り、トゥをついた足と反対の方向に空中で半回転行う。(例:右のトゥを使った場合は左回転) スケーターは踏み切りでトゥをついた足と同じトゥで着氷し、直ちにアクセルを行う。 スケーターは、ワンフットアクセルの後1/4フリップの変わりに、ハーフフリップを行ってもよい。(着氷は左足のトゥと右足フォワードインサイドエッジで行い、左足のフォワードアウトサイドエッジに踏み替えてアクセルの踏み切りを行う。)このジャンプコンビネーションは、ジャンプとジャンプの間は連続した一連のリズムで行う物とする。

5. 逆回転ジャンプ: スケーターは下記のいずれか一つのジャンプを逆回転で行う物とする。

   a. フリップジャンプ: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して行う。 踏み切りエッジのカーブの方向へ空中で1回転し、トゥをついた足ののバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

   b. ループ・ジャンプ: 
踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジから行う。 踏み切りのカーブと同じ方向に空中で1回転し、踏み切り足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

   c. ルッツ・ジャンプ: 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを使用する。 踏み切り足のカーブと反対の方向に空中で1回転した後、踏み切りでトゥを着いた足のバックワード・アウトサイドで着氷する。

6. 右フォワード・アウトサイド・ロッカー、右フォワード・インサイド・カウンター、左フォワード・インサイド・カウンター、左バック・インサイド・ロッカー&ダンスステップシークエンス: コンパルソリー部分のテストでは、スケーターは全てのターンをそれぞれ個々に行い、更にダンスステップシークエンスを行う物とする。

   a. 右フォワード・アウトサイド・ロッカー: 
RFOからRBOへの片足のターンで、スケーターはターンにはいる前のカーブと同じ方向に体を回転させて向きを変える。 ターンの前後のエッジは、少なくともスケーターの身長の2倍の長さを滑走する物とする。

   b. 右フォワード・インサイド・カウンター: RFIからRBIへの片足のターンで、スケーターはターンにはいる前のカーブと反対の方向に体を回転させて向きを変える。 ターンの前後のエッジは、少なくともスケーターの身長の2倍の長さを滑走する物とする。

   c. 左フォワード・インサイド・カウンター: LFIからLBIへの片足のターンで、スケーターはターンにはいる前のカーブと反対の方向に体を回転させて向きを変える。 ターンの前後のエッジは、少なくともスケーターの身長の2倍の長さを滑走する物とする。

   d. 左レフト・バックワード・インサイド・
ロッカー: LBIからLFIへの片足のターンで、スケーターはターンにはいる前のカーブと同じ方向に体を回転させて向きを変える。 ターンの前後のエッジは、少なくともスケーターの身長の2倍の長さを滑走する物とする。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを3分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 このテストは3名の審査員によって採点される物とし、所属する地域のフリースタイル・テストプログラムに含める物とする。

FSテスト8
A: 必須課題

1. ダブルループジャンプ: 踏み切りは片足のバックワードアウトサイドエッジから行う物とし、踏み切りのカーブの方向へ空中で2回転行う。 着氷は、踏み切り足と同じ足でバックワード・アウトサイドで行う。

2. スプリット・ルッツ・ジャンプ: 踏み切りは、片足のバックワードアウトサイドエッジと、他方のトゥを使って行う。 回転は、踏み切りのエッジと反対の方向に空中で1回転行う。 ジャンプの途中、スケーターは空中で両足を伸ばして、氷から等距離で90度以上に開脚する。 着氷は、踏み切りで使ったトゥと同じ足のバックワード・アウトサイドエッジで行う。(ロシアン・スプリット・ルッツを行っても良い。)

3. フライング・シットスピンまたはアクセル・シットスピン(選択課題): 

   a. フライング・シットスピン: フォワード・アウトサイド・エッジでスピンに入り、空中でシットスピン・ポジションに近くなるように踏み切り足を引きつけた姿勢で少なくとも1回転する。 踏み切り足で着氷し、スケーターは、シットスピンポジションで少なくとも6回転以上行う物とする。(シットスピン・ポジションについてはFS4の3番を参照)


   b. オープン・アクセル・シットスピン(フライング・バックシット): スケーターはオープンアクセルジャンプを行い空中で少なくとも1回転半し、シットスピン・ポジションで着氷する。 スケーターは、バックワード・アウトサイドのシットスピンポジションで少なくとも6回転以上行う物とする。(シットスピン・ポジションについてはFS4の3番を参照)

4. 1と1/4フリップ〜1と1/4フリップ〜ダブルサルコー・ジャンプ: フリップジャンプは空中で1回転半行い、トゥをついた足のフォワードで着氷し、直ちに反対足のフォワードで滑り出しスリーターンを行ってバックワードに向きを変える。 そして2つ目のフリップジャンプを行う。 スケーターはフォワードで着氷し、直ちに反対足のフォワードで滑り出しダブル・サルコージャンプの踏み切りにつなげる。 ジャンプとジャンプの間に余分なストローク、プッシュやステップを行ってはならない物とする。

5. イリュージョンまたはキャメル-ジャンプ-キャメルスピン(選択課題):

   a. イルージョン: フォワード・インサイドエッジから入り、フリーレッグを開脚するように後方に振り上げて、少なくとも1回転する。 フリーレッグの高さは最低でも腰の高さより上とする。 状態は前に倒し、フリーレッグと一直線に保つ。 理想的な状態は、キャンドルスティック・ポジションである。 トレースはインサイド・スリーターンが残る。 プログラム及びISI大会では、入り方は自由とする。

   b. キャメル・ジャンプ・キャメル・スピン: フォワード・アウトサイドエッジでスピンに入り、それぞれのスケーターはキャメルポジションで少なくとも6回転行う。 回転をしている間に反対の足にジャンプし、そのまま同じ方向で、キャメルポジションを6回転保ち続ける。

6. ダンスステップシークエンス: スケーターは下記に説明される3つの一連のパターンの中から一つ選択し、連続した流れの動きで左右いずれかの方向で行う。 3つのパターンは全て4つ基本的なエッジ及び少なくとも、スリー・ターン、ブラケット、ロッカー及びカウンターのターンの一つを含む物とする。 一連のステップはパターン図の通りに行う物とする。 (Skaters and Coaches Handbook =英文ハンドブックのステップシークエンスのパターン図参照。) フリースタイルテスト一般規程の10番も参照のこと。

   a. ストレートライン・パス(シークエンス最後のインサイド・アクセルが右回転のジャンプを行うスケーターは、最後にRFIステップを1歩追加して良い物とする。)

   b. サーペンタイン・パターン(例: 3つの交互のセミサークルのパターンを滑りぬける)

   c. 連続したサーキュラー・パターン

下記のソロプログラム及びISI大会では上記の3つのパターンの中から一つを行えばよい物とする。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを3分30秒間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 このテストは、所属するリンクが地域のフリースタイル・テスト・プログラムに参加していない限り、ビデオに収録してISI国際オフィスに送付し審査を仰ぐ物とする。(フリースタイルテスト実施要項参照

FSテスト9
A: 必須課題

1. ダブルフリップジャンプ: 踏み切りは、片足のバックワード・インサイドエッジと他方の足のトゥを同時に使用して行う。 踏み切りエッジのカーブの方向へ空中で2回転し、トゥをついた足ののバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

2. ダブルルッツジャンプ: 踏み切りは片足のバックワード・アウトサイドエッジと他方の足のトゥを使用する。 踏み切り足のカーブと反対の方向に空中で2回転した後、踏み切りでトゥを着いた足のバックワード・アウトサイドで着氷する。

3. アクセル〜ダブルループ・ジャンプ・コンビネーション: スケーターはアクセルジャンプ(FS5参照)を行い、間に余分なステップを入れずに、着氷足でそのままダブルループジャンプ(FS8参照)を踏み切る。

4. 逆回転アクセルまたはダブルアクセルジャンプ(選択課題):

   a. 逆回転アクセル: スケーターはアクセルジャンプを通常の回転と逆の回転で行う。(FS5の2参照

   b. ダブル・アクセルジャンプ: 踏み切りは片足のフォワード・アウトサイドエッジで行い、踏み切り足のカーブの方向に空中で2回転半した後、反対足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。

5. シークエンスで行う3つのジャンプ: ジャンプとジャンプの間には余分なステップを入れてはならない物とする。(例: RBIからRFIへのカウンタージャンプ、RFIスリーターンからダブルトゥループからダブルループ、LBIカウンター、ダブルフリップ、ダブル・ループ、LFOロッカー・ダブル・ルッツ、ダブルループ)

  a. ロッカー又はカウンタージャンプ: フォワード又はバックワードの踏み切りでロッカー又はカウンターのターンを空中で行うジャンプ。

  b. 2回転のトゥジャンプ: 踏み切りでフリーレッグのトゥを使い、空中で2回転するジャンプ。

  c. ダブル・ループ・ジャンプ: 踏み切りは片足のバックワードアウトサイドエッジから行う物とし、踏み切りのカーブの方向へ空中で2回転行う。 着氷は、踏み切り足と同じ足でバックワード・アウトサイドで行う。

6. フライングキャメル〜ジャンプシットスピン: 片足で踏み切り、空中で片足ずつ足を腰より上に後方に伸ばして1回転のジャンプを行う。 踏み切りと反対の足で着氷しキャメル・スピン・ポジションで少なくとも4回転行う。 更に、そのバック・キャメルポジションから反対足のフォワード・シットスピン・ポジションにジャンプして更に少なくとも4回転行う。

B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れた、連続したプログラムを4分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 このテストは、所属するリンクが地域のフリースタイル・テスト・プログラムに参加していない限り、ビデオに収録してISI国際オフィスに送付し審査を仰ぐ物とする。(フリースタイルテスト実施要項参照

FSテスト10
A: 必須課題

1. ダブルアクセル〜ダブルトゥループ・ジャンプ・コンビネーション: 踏み切りは片足のフォワード・アウトサイドエッジで行い、踏み切り足のカーブの方向に空中で2回転半した後、反対足のバックワード・アウトサイドエッジで着氷する。 着氷後直ちに、余分なステップを入れることなくダブルループを行う。(FS7参照

2. エッジ踏み切りのトリプルジャンプ(ジャンプの種類は自由): ジャンプは、滑走するエッジから踏み切る物とする。 空中で3回転した後、片足で着氷する。

3. デスドロップ: 空中で片足を腰より上に後方に伸ばして1回転のジャンプを行う。 上半身は水平に保つ物とする。 ジャンプの後は、バックシット・ポジションに体を落とし、少なくとも6回転する物とする。 ジャンプの着氷時にフリーレッグは氷についても良いものとする。

4. シークエンスでの4回の双方向アクセルまたは3回転のトゥ・ジャンプ(選択課題):

   a. シークエンスでの4回の双方向アクセル: スケーターは、4つのアクセルジャンプを、踏み切り足と回転方向を替えて行う。 ジャンプとジャンプの間のストロークは、着氷と踏み切りを含めて2回以内とする。

   b. 3回転のトゥ・ジャンプ: 踏み切りは片足で、他方の足のトゥを使って行う物とする。 空中で3回転行い、片足のエッジで着氷する。

5. ダブルジャンプ左右(連続ではない)または3回転のトゥ・ジャンプ〜ダブルループジャンプ: 

   a. ダブルジャンプ左右: 空中で2回転する同じ種類のジャンプを、右回転と左回転で行う。

   b. 3回転のトゥ・ジャンプ〜ダブルループジャンプ: 3回転のトゥジャンプを行い片足で着氷する物とする。 着氷後余分なステップを入れずに直ちにダブる・ループジャンプの踏み切りを行う。(FS8参照

6. アラビアン・カートホイールまたはバタフライ・ジャンプ(選択課題): 連続して3回ジャンプを行う。 ジャンプとジャンプの間のストロークは、3歩以内とする。

   a. アラビアン・カートホイール: スケーターの胴体は、水平よりも垂直に近く逆さまになるような角度に保つ物とする。 フォワード方向に滑走しながら踏み切る。

   b. バタフライ・ジャンプ: 踏み切りの際、スケーターの胴体は水平のポジションを保つ。 両腕と両足は伸ばし、両足は腰より上の位置ではさみのように動く。 踏み切りは短いバックワード・インサイド・エッジからトゥに掛け、上向きのひねりが生じてジャンプに入る。


B:  ソロ・プログラム

上記の全ての課題を入れ、なおかつ芸術的に優れた、連続したプログラムを演技する物とする。 更に、ダブル・ループ、ダブル・フリップ、ダブル・ルッツの中から一つと、アクセル・シットスピン、フライング・シットスピン、フライング・キャメルスピンの中から一つを選択してプログラムに含め、4分間の音楽に合わせて演技する物とする。 演技時間には、10秒間の余裕の範囲を適応する。 採点に際しては、末尾演技時間の項目を参照のこと。 尚、本テストはISIによって瀬飲酒通信費された5名の審査員によって行われる物とする。(特別テスト要項参照
フリースタイル・テスト実施要項

1. FSテストの受験においては、スケーターはコンパルソリー(必須課題)部分のテストと、プログラム部分のテストの両方を受験しなければならない。

2. 各FSテストでは、スケーターは、コンパルソリー(必須課題)部分のテストと、プログラム部分のテストのそれぞれの採点を受ける物とする。

3. プログラムに置いては、必須課題のジャンプはコンビネーションで行っても良い物とする。

4. テストの採点: 審査員は各要素を下記の0〜10の段階で評価する物とする。

   a. スケーターが合格するためには、各課題において、最低5点を取得しなければならない物とする。 

   b. スケーターが如何なる課題に置いてもトゥ蹴りを行った場合は、6点を超える得点を与えてはならない物とする。

採点基準:

0点: 試技を行おうとしなかった。
1点: 試技を行うとしたが、試技と認められなかった。
2点: 試技を行い、試技と認められた。
3点: 大変欠陥のある演技。
4点: 欠陥があり、合格基準にみたいない演技。
5点: 最低合格基準の演技。
6点: 普通の演技。
7点: 良い演技。
8点: とても良い演技。
9点: 優れている演技。
10点: とても優れている演技。欠陥がない演技。
5. 全てのFS7のテストは、3人の審査員によって採点される物とする。 スケーターが合格するためには、3人全ての審査員から合格点を取得するものとし、審査用紙はISIオフィスに提出する物とする。 このテストは、地域のフリースタイルテストプログラムに含めても良い。 FS8〜9テストは、ビデオ・テープに収録し、ISI国際オフィスに提出して審査を受けるものとする。(ビデオテストの手順参照

ISI特別テスト・セッション

全てのISIテストの10級のテストは、下記のイベントのいずれかの際に実施することが出来る物とする。

  1. ISI世界レクレーション・チーム選手権大会
  2. ISIウィンター・クラシック(冬季大会)
  3. ISI年次総会&トレードショー
  4. ISIアダルト選手権大会
  5. ISI国際オフィスと特にアポイントを取った場合

手続き: 受験希望者は、テスト申込書(ISI国際オフィスから取得)をISI宛テストの30日前までに提出する物とする。 テストは、スケーター及びコーチ向けハンドブックのガイドラインに則って行う物とする。 もしスケーターが不合格の場合、次の試験までの時間の長さは、審査員の判断に委ねる物とする。

フリースタイルプログラムの審査項目

姿勢: まっすぐな姿勢での頭及び腕の優雅な動き、良くのびたフリーレッグの位置等を含むエレガントなスタイルに対しての採点。

付加要素: プログラムは受験するテストレベルの必須課題要素の全てを含む物とするが、下の級の課題及び除外された動きを入れても良い。

正確さ: 演技する必須課題要素の技術的な正確さ。

パターン: 演技された必須課題要素の全体の配置やシークエンス。 パターン例としては、サークル(右回り、左回り)、8の字(右回り、左回り)、直線、斜め、スパイラル(渦巻き状)、サーペンタインなど。 プログラムの長さにより、これらのパターンを出来るだけ多く取り入れる物とする。 必須課題をリンク全体にバランス良く配置して、リンク・スペース全体を使うことは、プログラム作りの一つである。 FS上級になればなるほどプログラムの長さが長くなるので、パターン・デザインにバラエティを持たせる必要がある。 リンク全体を使ったFS低級のプログラムの方が、ある同じエリアのみしか使っていないFS上級のプログラムよりも、当然高い評価となる。

リズム: 音楽と動きの協調性及び一つの課題要素から次の要素へのスムーズな動きが成されているか。

演技時間: それぞれレベル毎に規程されたとおり。FSテスト1〜10では、規程された時間から10秒間の余裕を与える物とする。  演技時間のタイミングは音楽が始まった後最初に行われた動きをもって時間計測を開始とし、スケーターが完全に止まった時点をもって、時間計測を終了する。 もしも、スケーターの演技が11秒〜14秒間規定時間を超過した場合、演技時間の採点は、8.0とする。もしも、スケーターの演技が15秒以上規定時間を超過した場合、演技時間の採点は、5.0とする。 規定時間内に演技を終えたスケーターにはペナルティは発生しない。 演技時間のタイミングは、音楽が開始された後に最初に行った動作を持って時間計測を開始する物とする。

音楽の表現: 音楽のペースやムードの変化をとらえてその正確を表現しているか。

芸術性: スタイルと創造性。

その他のテスト条件

1. 審査員は、FSテスト実施要項の3番に記載されるように、プログラムでのそれぞれの課題を0〜10点の範囲で採点する物とする。

2. プログラムで合格するためには、スケーターは各課題で最低5点を取得する物とする。

3. 要素の項目に置いて、スケーターが除外された動きを入れた場合、それらは加点対象とする物とする。 また、スケーターがこれらの付加的な動きに失敗した場合はペナルティとして得点に反映させる物とする。 

4. 課題を行うために用いた技術や手法は、テストの合否の判断材料にはならない物とする。

5. もしスケーターが、プログラム中でで必須課題を行わなかったり、満足できる出来映えでないなどの試技の失敗があった場合、テストは不合格とし、残りのテストとテストの間の時間に、審査員の判断によって、再度プログラム演技を行うことが出来る物とする。 プログラムないでの試技は、それぞれの必須課題は3回までとし、良い方の試技を審査の対象とする。 もしスケーターが4度目の試技を行った場合、その試技は審査の対象としない物とする。 

6. もし、スケーターが3つ以上のフリースタイルテストを同日に受験する場合、スケーターは各レベルの必須課題を全て入れた、音楽なしのプログラムを滑走しても良い物とする。 その場合、リズム、付加要素、演技時間の項目の採点は最低合格点の5.0とする。 但し、受験する最上級のレベルのプログラムは、通常通り、完全な振付を音楽に合わせて行う物とする。

7. FSテスト2,3,4,5,7及び8のダンスステップシークエンスは、一連のパターンを有する物とし、ISIテスト及び大会ではいずれの方向で行っても良い物とする。(Skaters and Coaches Handbook 英語版テスト規程集末尾参照。)

FSテストの採点表

テストレベル 区分 最大点 最低合格点 優れた点 とても優れた点
FS
1〜7
課題 60 30 97-108 109-120
プログラム 60 30
合計 120 60
FS
8〜10
課題 60 30 104-116 117-130
プログラム 70 35
合計 130 65
注: 上記の採点は審査員1名あたりの得点とする。
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