ISI Competitors Handbook
2000 Edition 大会規約集 2000年版抜粋
競技規程集
プレアルファ〜デルタ 競技規程

 スケーターは、1分間の音楽に合わせて、各テストの必須課題要素に加え、フリースタイル(FS)1級の課題の中から1つを選んで演技する物とする。 参加クラスより下の級の課題を含めることは自由である。
 
必須課題要素
プレアルファ
* バックワード・ウィグル
* フォワード・スウィズル
* フォワード・スウィズル
* ツー・フット・グライド(両足滑走)
* ワンフット・グライド(片足滑走)左・右
* FS1の課題から選択した課題1つ

アルファ
* フォワード・ストローキング
* フォワード・クロスオーバー(右回り)
* フォワード・クロスオーバー(左回り)
* ワンフット・スノープローストップ(イの字ストップ)
* FS1の課題から選択した課題1つ
ベータ
* バックワードストローキング
* バックワード・クロスオーバー(右回り)
* バックワード・クロスオーバー(左回り)
* Tストップ 左・右
* FS1の課題から選択した課題1つ
ガンマ
* RFO(右フォアアウト) スリーターン
* LFO(左フォアアウト) スリーターン
* RFI(右フォアイン)モホークコンビネーション
* LFI(左フォアイン)モホークコンビネーション
* ホッケーストップ
* FS1の課題から選択した課題1つ
デルタ
* RFIスリーターン
* LFIスリーターン
* バニーホップ
* ランジまたはシュート・ザ・ダック(シット滑走)
* フォワードアウトサイドエッジ(FOセミサークル)
* フォワードインサイドエッジ(FIセミサークル)
* FS1の課題から選択した課題1つ
 スケーターは各必須課題要素の試技はプログラム中3回まで試みることが出来るものとし、一番良い試技を審査の対象とする。 万が一スケーターが4回目の試技を行った場合、その試技は審査されない物とする。

 プレアルファ〜デルタのスケーターは、フリースタイル(FS)1級の必須課題要素の中から、1つだけを演技に取り入れる物とする。 もしもスケーターがプログラムでFS1の課題を2つ以上行った場合、最初に行われた課題を採点の対象とし、2つ目の課題はペナルティの対象とする。 ペナルティとして、「付加要素」の項目の得点は2.0とする。

 プレアルファのスケーターはストップを行うことが許されるものとする。 ツーフット・スノープローストップ(ハの字ストップ)またはワンフット・スノープローストップ(イの字ストップ)は行うこが許される物とし、このストップは採点の対象とはせず、ペナルティも課さない物とする。

 アルファ及びベータのスケーターは各方向少なくとも5回のクロスオーバー(=10回のストローク)を行う物とする。

 また、アルファ及びベータのストローキングは、少なくとも6回の交互のストロークを、途切れることなく行う物とする。

 ベータのスケーターは、バックワードストローキングやバックワードクロスオーバーのためにバックワードに向きを変えるためのモホーク1回(ガンマの7つの一連のステップではない)を行うことが許される物とする。 

 ガンマのモホークコンビネーションでは、モホークに先駆けて、3歩のストロークを行い、合計7歩以上のストロークを行う物とする。

 デルタでは、エッジ(セミサークル)は連続して行う物とする。 大会プログラムでは2歩(アウトサイド、インサイドそれぞれ左右1回)のエッジ(セミサークル)を行えば良い物とする。 アクシスが合っていれば、順番やパターンは自由とする。 ランジは、直線で行う物とし、ワンフットグライド(片足滑走)で終了する物とする。 ランジ又はシュート・ザ・ダック(シット滑走)の選択がある場合、どちらか1つを選んで演技する物とする。 万が一、間違えて両方行った場合、最初に行われた課題を採点の対象とする。 

 シュート・ザ・ダックの腕の位置は自由とし、スケーターはフリーフットを持っても良い。

除外された動き
 テストレベルの必須課題要素としてどこにも記載されていない動きがある。 これらを総称して「除外された動き」と言う。 半回転のジャンプ及び除外された動きの滑走する動きについては、プレアルファ〜デルタを含むどのレベルでも行える物とする。(除外された動きの詳細は「除外された動きの用語集」を参照のこと。) もしもスケーターが間違ったレベルの除外された動きを行った場合、ペナルティとして「正確さ」の項目のスコアは2.0とする。 

その他
 プレアルファ〜デルタの大会イベントでの小道具の使用は認められない物とする。

注意
 衣装と小道具について、衣装は衣装から部分的に離れた場合及び離れた部分を手に持った場合は小道具と見なされる物とする。 例: 帽子が脱げて頭の後ろにぶら下がった場合、羽根飾り、スカート、ベスト、ジャケット、サングラスや、体から離れる可能性のある衣装が使われた場合。  このような手で持つ小道具が使用された場合、ペナルティとして「FS1からの付加要素」の項目の得点は、2.0となる物とする。

 もし、間違った音楽がかかった場合、スケーターは演技をやめて20秒以内にレフリーに連絡すれば、再度演技を最初から行うことが出来る物とする。

 もし、スケーターが自分のプログラムを忘れてしまった場合、スケーターは演技をやめて10秒以内にレフェリーに連絡すれば、スケーターは再度演技を最初から行うか、あるいは、忘れてしまったところから続けて演技をやり直すことが出来る物とする。

 靴紐の解れなど、如何なる予期せぬ出来事も、レフリーの判断に委ねられる物とする。

 プレアルファ〜デルタのスケーターは、フィギュア1、FS1、カップル1、ダンス1、またはペア1に参加することは出来ない物とする。また、スケーターがフィギュア1、FS1、カップル1、ダンス1、またはペア1のいずれかのテストに合格した場合、もやはデルタには参加できない物とする。 

 プレアルファ〜デルタの演技は必須課題要素に重点を置いたプログラムにする物とする。 スケーターは、ジャッジ毎に「必須課題要素」や「姿勢」のそれぞれ3つの項目で採点を受ける物とする。 このレベルでは「個々の内容」の項目はない物とする。

 一つのカテゴリーに参加者が一人のみの場合、そのスケーターが1位を取得するためには得点可能な合計点の80%を取得しなければ習い物とする。 同様に、2位を獲得するためには60%、3位を獲得するためには50%の得点を得る物とする。
プレアルファ〜デルタのプログラムの長さ
 全てのレベルで、1分間とする。
タイミング及び演技時間
 演技時間のタイミングは音楽が始まった後最初に行われた動きをもって時間計測を開始とし、スケーターが完全に止まった時点をもって、時間計測を終了する。

 演技時間には10秒間の余裕時間を与え下記の通り採点する物とする。

 審査は上記に規定されたプログラムの長さの時間を10秒超過した時点で終了する。

 この10秒間の余裕の時間を過ぎた後に行った課題は0点とする。(=採点の対象としない。)

 もしも、スケーターの演技が11秒〜14秒間規定時間を超過した場合、演技時間の採点は、8.0とする。

 もしも、スケーターの演技が15秒以上規定時間を超過した場合、演技時間の採点は、5.0とする。

 規定時間内の演技を行ったスケーターに対してペナルティは発生しない。(=10点を与える。)

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